RENは4歳8か月、JINは6か月。
我が家の寝室は約7畳。これまで家族4人で雑魚寝をしてきたが、さすがに少し手狭になってきた。
そこで妻から提案があった。
「ロフトベッドを買わない?」
スペースを有効活用できるし、RENも自分だけの特別な場所ができる。家族会議の結果、ロフトベッド導入が決定した。
到着前からRENは大興奮。
「早く来ないかな!」
「ここで寝るんだ!」
組み立ての日もソワソワしっぱなしで、完成すると嬉しそうに何度も上り下りしていた。
ところが——
いざ夜になり、「じゃあ寝ようか」となると表情が変わった。
「やっぱり一緒に寝る…」
昼間はあんなに楽しみにしていたのに、夜のロフトベッドは少し違って見えたらしい。
そして初日の結果はというと…
AM2:00 「暑い…」「トントンして」
AM4:50 「父ちゃん来て…怖い」
結局、朝までぐっすり眠ることはできなかった。
親としては、
「せっかく買ったんだから寝てほしい」
という気持ちも正直ある。
でも、よく考えると4歳の子どもにとっては大きな環境変化だ。
昼間はワクワクしていても、夜になれば暗いし、高いし、落ちそうな気もする。
大人でも新しいホテルや慣れない場所で眠れないことがあるのだから、子どもならなおさらかもしれない。
だから我が家では、
「無理してベッドで寝なくていいよ」
というスタンスを取ることにした。
まずはRENの気持ちを聞く。
怖いなら怖いでいい。
一緒に寝たいならそれでもいい。
そのうえで、
「このベッドは安全だよ」
「少しずつ慣れていけば大丈夫だよ」
と安心できる材料を少しずつ伝えていく。
子育てをしていると、「できるようになること」ばかりに目が向きがちだ。
でも実際は、子どもが何かを乗り越えるときに必要なのは、親が押すことよりも、安心して挑戦できる土台なのかもしれない。
さて、ロフトベッド生活はどうなるのか。
RENが朝まで一人で眠れる日は来るのだろうか。
我が家の挑戦は、まだ始まったばかりである。

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