会えない時間が教えてくれるもの

私の仕事の1つは水泳選手のトレーナーである。

今回も日本選手権の帯同で4日間、家を空けている。

7月には高地トレーニングの帯同があり、2週間半ほど不在にする予定だ。

選手にとって大切な大会や合宿を支えることが以前は目標だったので、出張(帯同)そのものはとても充実しているし、現場は刺激的で、やりがいもとても大きい。

ただ、家族と離れる時間が長くなるのは少し寂しい。

日中は選手のコンディショニング、トレーニングサポート、スタッフとの打ち合わせなど、やることに追われてあっという間に時間が過ぎていく。

それでもふとした瞬間に、RENやJINのことが頭をよぎる。

今日はどんな一日だったかな。

母ちゃんとケンカせずに過ごせたかな。

保育園では何をして遊んだかな。

UNOで負けても泣かなかったかな。

ご飯は残さず食べたかな。

そんなことを考えている自分に気付く。

子どもが生まれる前は、出張は仕事に集中するための時間だった。

でも今は少し違う。

家を離れることで、子どもたちと過ごす時間の大切さを再確認できる。

一緒にお風呂に入ること。

寝る前に絵本を読むこと。

休日に公園で走り回ること。

普段は当たり前になっている時間が、実はとても貴重なものだと気付かされる。

だから自分にとって出張は、「子どもと過ごしたい気持ち」を蓄える期間でもある。

会えない時間があるからこそ、帰った時に思い切り抱きしめたくなるし、一緒に過ごせる時間を大切にしたくなる。

今は目の前の選手たちのために全力を尽くす。

そして出張が終わったら、家族との時間も全力で楽しむ。

そんなことを考えながら、今日も選手のため、チームのためにサポートに没頭してまいります!

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