高校時代の部活仲間で、今も家族ぐるみで仲良くしている友人T。
上の子同士が同い年ということもあり、時々一緒に遊んでいる。
そんなTから「陶芸体験に行かない?」と誘われた。
正直、陶芸は大人が楽しむものだと思っていたし、4歳のRENにはまだ早いかなとも感じていた。
それでも4月下旬に一緒に行ってみると、想像以上に良い体験になった。
今回訪れたのは栃木県益子町の「陶芸体験教室よこやま」さん。
初めて見るろくろや土の感触にRENは興味津々だった。
先生や親が少し手伝いながらではあるが、自分の手で器の形を作っていく。
その体験を通して、子どもにとって価値のある3つの経験ができたように感じる。
① 自分の手で作る体験
今は欲しいものがお金を払えばすぐ手に入る時代。
だからこそ、土に触れながら自分の手で形を作る経験は新鮮だった。
完成した器を見て、「これRENくんが作ったよ!」と何度も言っていた姿が印象的だった。
② 完成を待つ体験
陶芸は作って終わりではない。
焼き上がりまで約1.5ヶ月かかる。
その間も「あのお皿まだかな?」と何度も思い出していた。
すぐ結果が出ることに慣れた時代だからこそ、待つ時間そのものが価値になるのかもしれない。
③ 毎日使う体験
そして完成した器が届く。

食卓で使うたびに「あ、これ自分で作ったやつだ」と思い出せる。
一度きりのイベントではなく、日常の中で体験が続いていくのが陶芸の魅力だと感じた。
現地へ行き、自分の手で作り、完成を待ち、そして日々使う。
便利な時代だからこそ、こうした少し遠回りな体験には価値がある。
子どもの好奇心や達成感は、知識よりも体験の中で育つのかもしれない。
我が家にとって、とても良い休日になった。
「モノを買い与えるより、体験を一緒に積み重ねたい。」
そんなことを改めて感じた一日だった。


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