好奇心が広く、穏やかで話しやすい子はどうやって育つ?

アスリートから学んだ子育てのヒント

「どんな家庭で育つと、こんな子になるんだろう。」

そんなことを思わされた出来事がありました。

日頃サポートしている大学女子駅伝部のある選手と、お盆休みの予定について話していた時のことです。

「夏合宿が終わってからのお盆が楽しみなんです。」

「いいね!去年は友達とディズニーに行ってたよね。今年は?」

「家族で九州旅行です!」

「へぇ!飛行機?」

「いや、車です。キャンピングカーで(笑)」

思わず聞き返してしまいました。

高校生と大学生の娘がいる4人家族。

その家族旅行がキャンピングカー。

しかも話を聞くと、小学4年生の頃から年に数回はキャンピングカーで全国を旅してきたそうです。

家族の思い出が、旅そのものになる

キャンピングカーの魅力を聞くと、

「宿を探さなくていいし、その日の気分で泊まる場所も移動時間も決められるんです。」

とのこと。

さらに、一番好きな時間を聞いてみると、

「銭湯に行ったあと、泊まる場所まで移動して、近くのコンビニで買ったものを食べながらみんなでテレビを見る時間ですね。」

お父さんとお母さんは晩酌。

子どもたちはジュースとお菓子。

特別豪華な食事でも、高級ホテルでもありません。

でも、その何気ない時間が一番の思い出として残っている。

なんだかすごく素敵だなと思いました。

「体験」が子どもの世界を広げる

話を聞いていると、もう一つ印象的だったことがあります。

小さい頃から全国を旅していたおかげで、

「あ、この地名知ってる。」

「ここ行ったことある。」

そんな経験が積み重なり、自然と地理が好きになったそうです。

教科書だけでは覚えられないことも、実際に見て、歩いて、感じた景色は記憶に残る。

旅行そのものが学びになっていたのでしょう。

さらに、小さい頃はお父さんと虫取りばかりしていたそうで、

「今でも虫は全然平気です。」

と笑って話してくれました。

遊びの経験が、そのまま好奇心の土台になっているように感じました。

話しやすい人には理由がある

その選手は、以前からとても話しやすい子でした。

いつも穏やかで、人の話をよく聞き、自然と会話が広がります。

今回家族の話を聞いて、

「たくさんの体験を家族と共有してきたこと」

「家族との会話が今でも多いこと」

この積み重ねが、今の人柄にもつながっているのかもしれない。

そんなことを感じました。

もちろん、人柄は一つの経験だけで決まるものではありません。

でも、家族で過ごした時間や、親子で共有した楽しい体験は、子どもの心の土台になることがあるのだと思います。

話を聞き終わって、正直に思いました。

「めちゃくちゃ羨ましい。」

そして、

「自分もそんなパパになりたい。」

4歳のRENと、まだ小さなJIN。

今しかできない家族時間は、きっとあっという間に過ぎていきます。

だから5年後くらいを目標に、家族でキャンピングカー旅行を実現したい。

そんな新しい夢が一つ増えました。

高価なおもちゃや特別なイベントだけが思い出になるわけではありません。

何気ない夜のコンビニご飯や、車内で笑い合った時間。

そんな「家族だけの時間」こそ、大人になっても忘れない宝物になるのかもしれません。

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