4歳のRENは、大きな音が苦手だ。
シンプルに怖いらしい。
仮面ライダーが大好きで、ショーを観たい気持ちはある。でも、大きな音が鳴ることを知っているから、「行きたいけど怖い」とためらってしまう。
花火もそうだ。
夜空に広がる光は好きなのに、ドーンという音が苦手で、毎年窓を閉め切り窓から離れて見ている。
思い返せば、新幹線が大好きだった頃も同じだった。
図鑑や動画では夢中になって見ていたのに、実際のホームへ行くと通過列車の大きな音が怖くて近づけなかった。
親としては、
「好きなのに楽しめないのはもったいないな」
と思う反面、
「怖いものは怖いよな」
とも感じていた。
そんなRENにとって大きな助けになったのが、イヤーマフだった。
妻が見つけて購入したのだが、これが予想以上によかった。
耳をしっかり覆うことで大きな音が和らぎ、RENは安心してその場にいられるようになった。
仮面ライダーショーも。
花火大会も。
新幹線のホームも。
以前なら避けていた場所を、自分から楽しめるようになった。
もちろん、苦手そのものが消えたわけではない。
でも、
「怖いから行けない」
から
「これがあれば行ける」
に変わった。

この変化は思った以上に大きかった。
そして何より面白いのは、REN自身がイヤーマフを気に入っていることだ。
親としては機能面ばかり考えていたが、本人にとってはどうやら「かっこいいアイテム」らしい。
鏡を見ながら装着している姿を見ると、少し誇らしげですらある。
苦手なことを無理に克服させるのではなく、道具の力を借りながら楽しめる方法を探す。
子育てをしていると、そんな選択肢も大切だなと感じる。
苦手なものがあってもいい。
それを乗り越える方法が見つかれば、子どもの世界は少し広がるのかもしれない。
皆さんのお子さんには苦手なものがありますか?
また、それを乗り越えるために工夫していることがあれば、ぜひ教えてください。

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