シールを貼っていいのはカレンダーと食卓のイスだけ

子どもの感情・かんしゃく対応

4歳のRENはシールが大好きだ。

お菓子のおまけでも、100円ショップで買ったものでも、とにかく手に入ると嬉しそうに眺めている。

そして、その次に始まるのが「どこに貼ろうかな」という時間。

壁。

棚。

テーブル。

おもちゃ。

放っておくと家中がシールだらけになってしまう。

親としては困る。

でも一方で、子どもの「やってみたい」という気持ちはできるだけ大切にしたい。

「ダメ、そこはダメ。」

そんな言葉ばかりになってしまうのも違う気がした。

そこで妻と相談して、一つルールを決めた。

シールを貼っていいのは、この2か所だけ。

  • 書き込み式のカレンダー(使っていないもの)
  • 食卓用の子どもイス(STOKKEのTRIPP TRAPP)

この2つは、どれだけ貼ってもOK。

最初は「本当にこれで満足するのかな?」と思っていた。

でも、意外なくらいうまくいった。

RENはシールを貼りたくなったら迷わずその場所へ向かう。

「ここはダメ」と注意することはほとんどなくなり、家の中がシールだらけになることもない。

何より面白いのは、その変化だ。

毎日少しずつシールが増え、色や形が重なり合っていく。

最初は何もなかったイスやカレンダーが、気付けばRENだけの作品になっている。

大人から見るとただシールが貼られているだけかもしれない。

でも、子どもにとっては「自分で作り上げた空間」なのだろう。

子育てをしていると、「ダメ」と言わなければいけない場面はどうしてもある。

だからこそ、思い切り「いいよ」と言える場所を用意してあげることも同じくらい大切なのかもしれない。

全部を自由にすることは難しい。

でも、全部を禁止する必要もない。

少しだけルールを工夫するだけで、子どもの好奇心も家の秩序も、どちらも守れることがある。

我が家では、シールだらけになったイスを見るたびに少し笑ってしまう。

今しか見られない、小さな芸術作品だからだ。

皆さんのご家庭では、子どもの好奇心と家の秩序をどんな工夫で両立していますか?

コメント