同学年でも生まれ月で差はある?運動より学力の方が差が残りやすいのか考えてみた

子どもの運動能力・身体づくり

最近、4歳の息子(年中クラス)の保育園の友達と休日に遊ぶ機会がしばしばある。

うちは9月生まれ。4月生まれの子もいれば3月生まれの子もいる。

同じ学年でも最大で11か月差。

大人ならほとんど気にならないが、4歳だと人生の約20%以上の差になる。

そんな中で感じたのが、

「運動面では意外と差を感じない」

一方で、

「カタカナが読める」

「簡単な計算ができる」

といった学習面では、生まれ月による差を感じる場面があることだった。

そこで少し調べてみた。

■ 相対年齢効果(Relative Age Effect)

相対年齢効果とは、同じ学年の中で生まれ月の早い子と遅い子の間に生じる発達差のこと。

レビュー研究(Urruticoecheaら, 2021)では、月齢の低い子は

・認知テストの成績が低い

・学業成績が低い

・留年率が高い

などの傾向が報告されている。

一方で、こうした差は年齢とともに小さくなっていくことも示されている。

ただし、学業成績については長期的に影響が残る可能性も指摘されており、まだ分からない部分も多いようだ。

■ 運動能力より学力の差が残りやすい?

これは研究というより私自身の印象。

運動能力は身長や手足の長さ、筋力、関節の柔軟性など様々な要素で決まる。

4歳にもなると、必ずしも4月生まれの子が一番大きいわけではないし、1月生まれの子の方が背が高いことも珍しくない。

一方で、言葉や数字の理解は、

・どれだけ長く言語に触れてきたか

・どれだけ人と関わってきたか

・どれだけ考える経験を積んできたか

といった積み重ねの影響を受けやすいように思う。

さらに、

「読めた!」

褒められる

楽しくなる

もっと読む

という好循環も起こりやすい。

逆に最初の差が、その後の経験や自己効力感の差につながる可能性もあるのかなと感じている。

■ 月齢が低い子をどうサポートするか

もし月齢の低さによる学習面の遅れが見えたとしても、焦る必要はないと思う。

私自身が意識したいのは次の3つ。

① 少しだけ頑張ればできる課題を用意する

簡単すぎず難しすぎず、成功率60〜80%くらい。

「できた!」を積み重ねられる難易度がちょうどいい。

② 結果よりプロセスを褒める

できたことだけでなく、

「毎日やっていたね」

「前より読めるようになったね」

という成長そのものを認める。

③ 他人ではなく過去の自分と比べる

4月生まれの子と比べるのではなく、

昨日の自分

先月の自分

と比べて成長を見つける。

親としては周りと比較したくなることもある。

でも、子ども本人が成長を楽しめることの方がずっと大切なのかもしれない。

形式的な教育ではなく、一緒にできることが増えていく過程を楽しめたらいいなと思う今日この頃です。

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